裸眼視力回復や
眼科領域の鍼灸治療について

近年、パソコンやスマートホンの普及で視力低下を訴える人が急増しています。現代西洋医学ではメガネやコンタクトを用いた眼の屈折矯正の方法以外は安全で効果的な治療方法は無いようです。現代西洋医学において物を見る場合、毛様体筋の緊張や弛緩により水晶体を調節してピントを合わせていますが、毛様体筋の機能が低下したり固縮した場合、ピントが合わなくなり近視や遠視となるとされています。他に遺伝的要因もあるとされています。
東洋医学においては、「目は肝の範疇であり、肝気は全身の筋健の屈伸運動を主り、肝陰肝血は目や筋腱が正常に機能するようにこれらを滋養している」とされています。わかりやすく解説すると、 肝の生理機能には
@気や血を主体的に調節
A脾胃の吸収と輸送、胆汁の分泌排泄の調節
B情志の調節
があります。
この調節機能に狂いが出ると症状の一つとして眼に関する視力調節が悪くなり、視力低下を招くということであります。
鍼灸治療としては根本的には、肝気の巡りをよくするツボ(経穴)を選別しながら鍼と灸で治療を行います。

当然、年齢や病歴、体質、遺伝的要因により治療効果や治療結果にばらつ きが生じることがあります。
なお、近年裸眼視力回復を依頼された39名の患者様の治療実績を数値化することが出来ましたので参考までに掲載いたします。

野口はり灸院
裸眼視力回復(向上)治療実績

とても有効 0.2以上向上 13名
有    効 0.2未満向上 21名
不    変 5名
合計患者数 39名
平均年齢
21.5才
平均治療回数
4.4回
平均通院期間
21.6日

鍼灸への思い

体調不良の時、自分自身の体に鍼灸治療をまず試してみます。例えば、頚の動きが悪いとか、腰が重い、食欲が無い等です。背中や腰は手が届かないので他の施術者にお願いします。効果は自分自身の体ですのでよくわかります。私は、中学高校とスポーツ等で肩、腰、膝の故障を繰り返し、その度、鍼灸治療で治してもらった経験があり、短期間でよく治ることは身を持って経験していますが、これを数値化して皆様にお見せできないのが何とも残念です。鍼灸の適応疾患は沢山あり、世界保健機関(WHO)アメリカ国立衛生研究所(NIH)は多くの疾患について有効性を認めています。皆様には、思いもよらぬ病気や症状が、この単純な鍼(はり)艾(もぐさ)体のツボを適切に刺激することで血液やリンパの循環が良くなったり、自律神経やホルモンバランスが整ったりして、最終的には免疫力自然治癒力向上し、病気がよく治ることを知っていただければ幸いです。(あくまでも治しているのは患者さんの体に備わっている自然治癒力であり、施術者はその自然治癒力を最大限に引き出すお手伝いをしているのです。)